話が前後しますが、倉敷川沿いを歩いてるとき、声をかけられました。
「どちらから来たんですか？」と一人旅風のおじさん。
「東京からです」と答え、しばらく話しつつ歩く。
18切符な貧乏旅行ですとか(向こうも同じらしい)。他愛のない話をしつつ。
大学の専門は電気ですって言ったら、向こうもそうらしい。
最初は「こんな偶然あるもんね」と楽しく話してたのですが。
会話の流れが全部、
向こうが質問→私が答える→その反応が必ず「こっちもね…」、なのです。
フルート吹いてると言ったら「こっちもね、友人に吹かせてもらったことが」
水泳を昔やってたと話しても「こっちも昔…」
途中から胡散くさくなってくる。やってたと言う割にその内容を知らな過ぎるのです。
私の思い違いかも分かりませんが。

いい加減「どうやって逃れるか」を考えてたころ。
「彼氏いるんですか？」的なことを聞かれる(こんな言い方じゃなかったけど)。
そこで「いないですよ。基本的に単独行動派だし」と単独行動好きをアピール。
こっから「だから旅も独りなのです」→「独りで観光するのが好き」といく作戦。
案の定でしたが、同意されたので。
無理矢理この流れに持ってき、めでたく逃れられました。

そうそう、彼は「自分も単独行動が気楽で好きだ」と述べた上で
「だから干渉したりしないし、そもそも距離も遠いから距離が保てる」と言い、
交際を求めるような言葉を言い放ちました。
「貴女と似た性質ですよ。気ぃ合いますよ」とアピールしたつもりだったんでしょうが、
本当に私と同じ思考回路してたら、初対面相手に交際申し込んだりしませんて。
最後にボロが出ましたねぇ。